ベイビューと Gradient Canopy を通じて、持続可能な設計の手本となり、地元のコミュニティと Google の双方にメリットをもたらす、活気があって訪れたくなるような場所を作り出したいと考えました。いついかなるときも、Google は地域への貢献に取り組んできました。そのため、Gradient Canopy では、近隣にお住いの方、訪問される方、Google 社員にとってインクルーシブで訪れたくなるコミュニティ スペースを作ることを重視しました。Google にとって大切なのは、働くのに最適な場所を設計することだけなく、地元のコミュニティの繫栄を支える新たなつながりを生み出すことです。
場所づくり
Designing vibrant places that respond to their local context and create benefits for everyone.
3 分
Gradient Canopy の中央広場を描いた初期段階の完成予想図。
"私たちは、これらの場所を通して環境と社会の両面ですべての関係者に良い影響を与える方法を探求しています。"
– Google グローバル開発担当シニア ディレクター Joe Van Belleghem
Gradient Canopy では、建物をその土地のコンテキストに組み入れることを慎重に検討しました。建物と 18 エーカーの敷地をくねくねと通り抜ける道は自転車と歩行者専用で、グリーンループと呼ばれています。このグリーンループでは自然の景観と屋外アートを楽しめ、建物外部の公共スペースとなっています。
建物の西側は隣接するチャールストン パークに面しており、一般の方が Google Visitor Experience にお越しいただけるようになっています。カフェで友だちとつながったり、Huddle でのイベントに参加したり、Google ストアで製品とサービスをチェックしたり、ポップアップ ショップで新たなローカル ビジネスを見つけたり、広場でアートとプログラミングに対する好奇心を刺激したりと、あらゆる人が楽しめる場所が用意されています。Huddle ではさまざまなイベントとワークショップが開催され、地元の非営利団体とコミュニティ団体にスポットを当てています。同時に、マウンテン ビュー キャンパスとより広範囲のノース ベイショア地域の社会的なハブとしても機能しています。
このような建物内部のコミュニティ スペースは広大な屋外の公共広場とつながっています。こちらでは地域のイベントを開催し、コミュニティと Google 社員との有意義なつながりを育んでいます。また、広場のさまざまな場所に 6 点の屋外アートが展示されているほか、ベンチもたっぷり設置されています。
活気に満ち溢れたマウンテンビューのファーマーズ マーケット。
Google はノース ベイショアの移動手段を改善するためマウンテン ビュー市と協力して、Charleston Transit Corridor の第 1 フェーズ部分を建設しました。これは公共交通機関の使用を促し、自転車と歩行者の安全性を高め、車を使わずにノース ベイショアを移動しやすくするものです。Gradient Canopy プロジェクトの一環で、キャンパスに隣接するチャールストン ロードに 2 つの公共交通機関ターミナルを建設しました。このような施設に加え、チャールストン ロードとショアライン大通りにバス専用レーンの設置を計画しています。それによりこのエリアの公共交通機関のオプションが増加します。
さらに Charleston Transit Corridor には世界レベルの自転車および歩行者専用道路が備わっており、自転車専用道路とも呼ばれる、クラス IV の分離された自転車道が用意されています。建物の内部には、「二輪」での通勤を促進するため、780 台以上を収容できる駐輪場に加え、自転車用のロッカーとシャワーも備えています。
読者への注記: このストーリーは当初 2022 年 5 月に公開され、2023 年 8 月に最新プロジェクトの詳細を反映して更新されています。